第7回?福井オフ(第2回真皇杯北陸予選) 使用構築など
だいぶ遅れましたが
ス ー パ ー イ マ サ ラ タ ウ ン
真皇杯北陸予選の記事です。
長いこと下書きに眠ったまま忘れていたのでJCSついでに上げます(
~はじめに~
僕はシングルが苦手です。シングルが苦手というよりは、シングル特有の「答えのないじゃんけんで勝負が一発で決まる」ような対面の時にジャンケンで勝つことが苦手です。なんで現在における対面系?の構築(ガルクレセヘラやガルガブゲンバシャボルトスイクン系のPT)なんかはとても使うのがへたくそです。
そんなクソザコナメクジな僕でもしっかりと戦えるPTを作るには圧倒的確実性と初手の時点からの読み合いをできるだけ排除することから始まるだろうと思い、構築をそこから作り始めました。
今の説明でもわかる通りですが、基本的に僕がシングルで使うPTは「起点積み構築」に準じます。なぜかってその方がわかりやすいですし答えのない負けがバトルの最初の方に来ることがとても少ないからです。(せいぜいバトルの中盤か終盤に1~2回程度ジャンケンや運が絡むぐらいですがこれならだいぶマシです)
クソ長い前置きはここら辺で終わりにしてポケモンの紹介に入ります
流れや役割は最後に説明します
@気合の襷 H20B24C208D4S252(臆病HabCDS)
10万ボルト あくび 電磁波 めざめるパワー氷
完全先発ポケモン。脅威の先発率7/8かつ選出率は100%
現環境かつ先ほど上げたようなテンプレパ(ガルガブゲンバシャボルトスイクン)にとても刺さっていると思う。
あくびと電磁波を両方入れることに抵抗がある人もいると思うがここがこのポケモン(構築)のミソであると思うのでこれは必須。
ほぼ確実に相手のPTを崩せるor起点を作れるようにしてあり起点づくりポケながらビートダウンすることも視野に入れている
ガルガブゲンバシャボルトスイクンなら全員に5分以上取れると思っている
@ボーマンダナイト AS252 (意地っ張りC抜け5V)
捨身タックル 龍の舞 地震 空元気
わかりやすい積みエース サンダースとお互いになかなか相性がいい
大体ボルトを呼ぶし、選出がとても分かりやすい
@ゴツゴツメット なんかHBD (腕白C抜け4VS0)
地震 あくび 岩石封じ 炎の牙
ガルーラやメガゲン、ボルト、その他めんどくさいポケモンなどを処理、ないし第2の起点にすべく裏から投げるポケモン
直前にナットレイ重いと感じ怠ける切って急遽炎の牙をいれたがナットですら確2にできなかったので素直に怠けるでいいと感じた(これは一番痛いミス)
グロガルだけはしっかり受けなければならないのでHBの最低ラインはグロ捨て身で相打ち以上
大体ここまでの3匹で選出するのが非常に安定して強かったここより下はどちらかというと補完的なポケモン
@精霊プレート H244B132C68D4S60 (控えめA抜け5V)
ハイパーボイス 瞑想 眠る いびき
2匹目の積みエース。催眠系や受けループの対策として一番わかりやすく、またマンダと逆方向の積みエースとして採用した。
基本的にフェアリーの通りがいい環境になってきていたので出しやすいPTは割と多かった。PT的にほぼ必ずと言っていいほど相手のゲンガーが初手に出てくるのでサンダースで崩し、有利を取ってしまえばニンフを阻むものがいなくなる。
クチートなどがいても積めば何とかなるケースが多いがギルガルドは流石に無理
ボルトに出ていって積まずにハイボ撃つ動きもとても強いので積みエースながら柔軟性があってとても使いやすかった
@ルカリオナイト CS252 (臆病A抜け5V)
しんくうは 悪の波動 ラスターカノン 悪巧み
3匹目の積みエースだが、なかなか出ていく場面が少ない。まあ基本的にマンダかその真逆のニンフで大体押していくのでよほど刺さらない限り選出されないのはしょうがないのだが、それでもこいつにしかできないこともあるので不必要というわけではなかったが、他にいいポケモンがいれば変えたいという枠ではあった
マンダニンフに強いポリクチに強めである あと積んでもギルガルドを落とせないのは何とかしてほしいので変えるなら最低限としてギルガに強い駒であろう
@防塵ゴーグル のんきHAB(最遅C抜け4V)
ジャイロボール 岩石封じ どくどく ステルスロック
相手の挑発アローやメガバナ、ガッサがややきつめ?と感じたのでこの技構成。単にガルガブに強いのもgood。
またこれまで触れてこなかったがこの構築最大の難所である「ガルクレセ」系統に対して役割を持ちたいと思い投入。
今回は出くわさなかったがサンダースを使う上でガルクレセがとてもつらかったので1枠ぶっちぎってでも対策は必須だった
Aは意地っ張り無振りASガッサをジャイロボールで確2取れるように調整してある
ただガルクレセ系のメタなのに相手への遂行速度が遅すぎるのと圧力のかけ方が弱かったので(この構築では)使いづらく感じた。
基本選出は(相手にもよるが)サンダース・カバルドン・ボーマンダ
正解かどうかは置いといて実際にこの選出が一番多かった(4/8)
命中も安定していて非常に戦いやすく、使用感としてはかなり良かったです。
基本の流れは
・ダースであくび、電磁波で妨害・起点づくり または余計な奴を10万やめざ氷で削る(このとき持ち物が判明すればとてもいい)
・カバを出してさらに削ったりあくびしたりしてマンダの一貫性を高める。
またはマンダを出して積んで全抜き体制を整えるか、一度捨て身を撃って受け出しされたボルトなどを削った後カバにバックして削り、再度起点を作って突破する
とこんな感じです ダースは基本的に死んでも起点が作れればいいという感じで動きますが死ななくても十分な場面になれば引っ込むこともあります。
使った感想
初手が本当にサンダース以外のポケモンを出さない。なのでとてもわかりやすく、やることも明確なのでかなり戦いやすい。何より結論スタン(ガルガブゲンバシャボルトスイクン)やそれに準ずるPTに選出が安定するのがとても使いやすかった。
だが改善点はまだまだ見え、ルカリオの枠とタクンの枠が正直もっとよくできると感じたのでまだまだ追求が必要である。
最後に
真皇杯はシングルという普段あまり触れないルールでの対戦でしたがなかなか良い構築も組めて予選での運の良さも味方し決勝トーナメントまで進むことができました(結果は1落ちでしたが) ほかの方のシングルの構築を見て学ぶこともありましたし勉強するにはとてもいい機会でした。
またお話やお酒でドンチャン騒ぎできたのも楽しかったです
お話してくれた皆さん、予選で戦っていただいた方々、宿泊させていただいたこばっちさん、本当にありがとうございました!
ではまた来年の真皇杯かどこかで